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strong>グレードレースピックアップホースでは、今週末開催の重賞出走馬から注目する一頭を紹介
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■ 12月16日(土) 中山11R ターコイズＳ【ラビットラン】
◆ オルフェ産駒が初ＧＩ制覇
阪神ジュベナイルＦは2番人気のラッキライラックが勝利。父オルフェーヴルは初年度産駒からいきなり世代最初のＧＩ制覇の偉業となった。これで無傷の3連勝。すべてマイル戦での勝利だが、陣営は「距離は伸びた方がいい」とも話しており、来春のクラシックは桜花賞はもちろん、オークスまでこれを中心とした闘いになりそうだ。
もう一頭のオルフェーヴル産駒、1番人気のロックディスタウンは9着に敗れた。枠順による有利不利の小さい阪神の外回りとはいえ、フルゲートの大外枠で多少なりともロスはあり、何より前に壁が作れず折り合いを欠いた事が最大の敗因。デビュー2連勝の内容からすれば、これが実力とは言えず、血統的な期待も大きく春以降の巻き返しに期待がかかる。
◆ 条件好転で重賞2勝目の好機
そのロックディスタウンの半姉ワンブレスアウェイが、今週末のターコイズＳで4姉妹重賞制覇に挑む。これまで4きょうだいによる重賞制覇は、ビワハイジ産駒の6きょうだいを筆頭に度々記録されているが、4姉妹となれば史上初の偉業となる。
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