万馬券総合研究所-無料情報-先週の重賞レース回顧

万馬券総合研究所-無料情報-先週の重賞レース回顧とは
先週開催の重賞レースの振り返る!!!重賞専属研究員によるレース回顧!

先週の重賞レース回顧の掲載例

• レース日：11月26日(日)
• レース名：東京11Rジャパンカップ(GI)
• 勝ち馬：シュヴァルグラン

国内外の強豪が集ったジャパンカップ(GI)は、2017年東京開催最終日の11Rで行われた
1番人気は昨年の同レースの覇者であり、今年の天皇賞春秋連覇も達成したキタサンブラック。

2番人気は古馬との対戦は初ながら3歳世代NO.1のダービー馬レイデオロ。

この2頭の初対決と海外馬の参戦に注目が集まった一戦で前走とは見違えるほどの好スタートを切ったのはキタサンブラックとシュヴァルグラン。

レイデオロは少し押してサトノクラウンやマカヒキ、イキートスあたりが後手に。

積極策が予想されたギニョールはハナを切れず先手をとったキタサンブラックが昨年のようなゆったりとした流れを作る。

向正面でもキタサンブラックがリードを保ちディサイファとギニョールが2番手3番手。ワンアンドオンリーが4番手で内にシュヴァルグラン。

隊列が大きく変わる事はなく3角で並んでいたマカヒキより先に仕掛けたサトノクラウン。

4角ではディサイファとギニョール、ワンアンドオンリーが失速しキタサンブラック以外の先行勢は総崩れの展開に。

直線に入るとレイデオロとシュヴァルグランが内を取り抜け出す。

突き放しにかかるキタサンブラック。しかし残り200mでシュヴァルグランが射程に入れると力強く伸びて先頭へ。

進路を外に立て直すロスがありながらレイデオロも見事なピッチ走法でキタサンブラックをかわす。

勝ったのは昨年3着のリベンジを果たした5番人気のシュヴァルグラン。

2着はレイデオロ、キタサンブラックは後続に4馬身差以上つけたものの3着に敗れた。

GIで2着1回、3着2回と善戦しつつも勝ち切れなかったシュヴァルグランが7度目のGI挑戦で悲願を達成。

鞍上は短期免許で25日から騎乗しているヒュー・ボウマン騎手で人馬共にJRA・GIの初制覇となった。

次戦は有馬記念を予定しているだけにキタサンブラックとのリターンマッチにも注目が集まるだろう。

5歳秋で心身共に充実したシュヴァルグランはGIウイナーの称号を胸にV2を狙う。

• レース日：11月19日(日)
• レース名京都11Rマイルチャンピオンシップ(GI)
• 勝ち馬：ペルシアンナイト

京都11Rで行われた秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ(GI)。
天候に恵まれ昼には馬場も稍重まで回復。

綺麗に揃ったスタートからムーンクレスト、ウインガニオン、真ん中からレーヌミノルやダノンメジャーが出たものの、約200ｍ地点でハナを主張したのはやはりマルターズアポジー。

無理をせず下げたレーヌミノル。エアスピネルの横にはジョーストリクトリが並びサングレーザーとイスラボニータが続く。

後方2番手にサトノアラジン、最後方にはブラックムーンという展開でペースは前半46秒7。

大外18番枠で後方4番手を追走していたペルシアンナイトは縦長となった馬群の中でロスなく内々を回る進路取り。

マルターズアポジーが先頭のまま坂を下るとレーヌミノルが加速し、その直後を追走していたエアスピネルは外へ。

2頭が抜群の手応えのまま進出しラスト1Fでエアスピネルがレーヌミノルをかわして先頭。

そのままがエアスピネルが押し切るかと思われたが外からサングレーザーとペルシアンナイトが強襲。

勢いで勝るペルシアンナイトがゴール寸前でエアスピネルを差し切りGI初制覇を果たした。

2着は惜しくもハナ差でかわされたエアスピネル。3着は初のGI戦でも折り合いよく運び外から鋭く伸びたサングレーザー。

3歳馬の優勝は2000年のアグネスデジタル以来17年ぶりの快挙。

鞍上のミルコ・デムーロ騎手はJRA・GI年間勝利数で歴代最多タイとなる6勝目。更にGIではオークスから10戦連続で3着以内に入るなど改めてその巧さと絶好調ぶりを発揮した。

本命馬不在と囁かれたマイル界で堂々主役を張ったペルシアンナイト。

次走はまだ未定ながらまだまだ大きく成長が見込めるだけに今後が楽しみだ。

• レース日：11月12日(日)
• レース名：京都11Rエリザベス女王杯(GI)
• 勝ち馬：モズカッチャン

秋の最強牝馬決定戦、第42回エリザベス女王杯(GI)は京都11Rで行われた。
ドバイターフで海外GIを制したヴィブロスが1番人気に推され、2～5番人気のオッズは均衡。

ゲートが開き勢いよくスタートを決めたのはクインズミラーグロとクロコスミア。

そこにマキシマムドパリが続き、ヴィブロスは良すぎるほどの行きっぷりで積極的な位置取り。

内からはモズカッチャンが注文通りの2列目ポケットを確保。その後ろにはメンバー内最年長のスマートレイアー。

序盤から中盤がやや緩いラップが刻まれたものの、坂の下りに入っても牽制し合うように有力馬は鈴をつけに行かない。

4角からじっくりと加速し出すヴィブロスとミッキークイーン。

直線に入るとクインズミラーグロが早々に潰れ、クロコスミアが先頭へ。モズカッチャンはマキシマムドパリと馬体を併せて内から進出。

先頭で粘るクロコスミア。グングンと脚を伸ばして迫るモズカッチャン。

最後はクビ差でモズカッチャンが差し切って勝利。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は昨年のクイーンズリングに続く連覇を達成した。

3着は後方から一気に追撃してきたミッキークイーン。1番人気はヴィブロスは直線での加速が鈍く5着に敗れる。

前走の秋華賞(GI)では1角で落鉄する不運がありながらも根性の走りで3着したモズカッチャン。

今回は道中のトラブルもなく自身の力を存分に発揮し堂々のGI初勝利を挙げた。

3歳でエリザベス女王杯を制したのはアドマイヤグルーヴやダイワスカーレットなどの名牝たち。

史上8頭目となる快挙を達成した新女王は次にどのタイトルを狙うのか、今後ますます目が離せない。

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